二世帯,三世帯のビッグファミリー向け住宅が増えてきているようですが,どういった理由なのですか?

一人だけでローンを支払っていくより大人数の家族で支払っていく方が安心です。

若い人は資産が少ないのですが親世帯は資産も多く土地もあるので楽に家を建てられます。かわいい孫の顔も見えて生き甲斐があるので二世帯,三世帯同居が増えています。

年をとった両親が近くにいると生活の手助けもできます。土地の高い都会を中心に同居が増えています。タイプは二世帯混在プラン,平面区分,上下区分などいろいろあります。

二世帯住宅は家とガレージが大きくなるので売電収入を増やす太陽光発電がチャンス

当然二世帯住宅は大きな面積の家で価格も高くなりローンの借入額も増えます。しかしそれを利用して大きな屋根に大容量の太陽光発電を設置して売電収入を増やせば収入も大きくビッグになります。

二世帯区分住宅を建ててそれぞれの太陽光発電にすれば収益を分けられる

親の自己資金が多い場合は自己資金で太陽光発電を設置して下さい。売電収入が借入金利よりも高利回りなので得です。その収益でローンを補ってください。自己資金が少ない場合は区分登記によってそれぞれの住宅とそれぞれの太陽光発電を区分して借入してください。金融機関の貸し出し条件で区分比率を分けてもよいと思います。

借入方法も収益併設型の住宅ローンが借入できる「しんきんローン」「都銀,地銀ローン」などさまざまです。銀行ローン以外にも自己資金が10%必要ですがフラット35などの住宅ローンがあるので使い分けてください。太陽光発電の減価償却は定率法が適用されるので早く減価償却ができて相続対策になります。親世帯の一時所得がある場合はグリーン投資減税を利用すると所得税が少なくなります。