共働きで成功する設備と間取りとは?

親子の対話がポイントです。


働いている奥さんの悩みは家にいる時間が短く「家事がなかなかできないこと」と「子どもの教育が思うようにできないこと」です。これからはダイニングやリビングが今まで以上に大切になり,勉強する習慣の場として注目されています。様々な調査でも「良くできる子どもの勉強」は子供部屋でするより,みんながいるリビング・ダイニングで親子で対話しながら勉強しているとの結果がでています。また,小さい頃からいつもいる所に本屋教科書を置いておくと読書と勉強の習慣がつきます。しかし,良いとわかっていてもダイニング周りに本を置くスペースがとれないのが現実です。

本が置けてくつろぎと学習両方できる場所がダイニングに求められています。そこで今回はメーカーさんと協力して勉強のできるキッチンを設計開発しました。子育て中で共働き家族の方だけでなく50才以上の方やソファで本を読むより,ダイニングのほうが体・腰・ヒザが楽という方には多く喜ばれると思います。

私たちの共働きと子育て支援台の歴史

昔からダイニングキッチンは子育てにとって一番重要と考えて,親子の会話が弾むシステムを建材メーカーと協力して設計開発してきました。最近になってその重要性が見直されてきました。特に重要なのが,共働きのハンディを建築の台所設計でカバーすべきです。お母さんも大変です。

非常に人気のある親子コミュニケーションボード

今までたくさんの家を設計してきましたが「良かった」と言われるのが,壁一面の落書き伝言ボードです。

家ができるとすぐに子どもたちが勝手に落書きを始めます。また,運動会や家族の旅行などの写真を貼り出して家族共通の楽しみを増やすことができます。運動会の子どもが走っている姿の下に「よく頑張ったね」とお母さんの文字で書かれたご家族が印象的でした。