心情コラム

松井孝司・心情コラム

大正11年に松井商店として創業以来当社は、草創期の確かな歩みと激動の昭和を乗り切り、不確実ともいわれる平成の今日まで大過なく９０年を迎えることができました。

それは、創業者・松井宇一、初代社長・松井一郎、二代目社長・松井廣司、三代目社長・松井克彦の先輩達が築き上げた基盤と、それを引き継いで苦楽を共にしてきた私達役員ならびに社員の方々の汗と涙の結晶であると思います。 その努力の根底に流れる理念は、常に地域の皆様のためを第一に、さらに当社で働く皆様の物心両面にわたる幸せを追及する「信用と和ひとすじに」であります。 そのことは、平成４年に第１回経営計画発表会に改めて明記して以来、本年に至るまで受け継がれてきており、毎日の朝礼でも社員一同が元気よく唱和しているところであります。

松井産業の今日の礎を築いた最大の功労者「松井廣司」は期するところがあって、社業の傍ら昭和39年２月から、社団法人倫理研究所が主催する「朝の集い」に参加してきました。そして今から12年前の平成12年2月24日に二代目社長・松井廣司がこの世を去りましたが、同氏の遺志を継ぎ社名に「廣」の名前を借り平成13年３月に新規事業として、介護事業「夢廣房」を立ち上げました。

このたび、その集大成として「松井廣司フィロソフィⅠ」と「松井産業フィロソフィⅡ」を発行しますが、前者は松井廣司翁が長年続けてきた「朝の集い」のなかで諸先輩諸氏の教えを学んだり、知己の友となった方々の「生き方」に共感を覚えた数々の言葉をメモした膨大な資料の中から、代表的なものを転載しました。 廣司翁が述懐していたとおり、これらの言葉の数々やそこに流れる精神は、会社経営はもとより、家庭生活においても、地域の役員になったときでも最高の羅針盤になったといいます。 そして、これらの思いは１００年はおろか２００年経っても「脳や心に刻み込めるいい話」になるものと確信します。

このたび、その集大成として「松井廣司フィロソフィⅠ」と「松井産業フィロソフィⅡ」を発行しますが、前者は松井廣司翁が長年続けてきた「朝の集い」のなかで諸先輩諸氏の教えを学んだり、知己の友となった方々の「生き方」に共感を覚えた数々の言葉をメモした膨大な資料の中から、代表的なものを転載しました。 廣司翁が述懐していたとおり、これらの言葉の数々やそこに流れる精神は、会社経営はもとより、家庭生活においても、地域の役員になったときでも最高の羅針盤になったといいます。 そして、これらの思いは１００年はおろか２００年経っても「脳や心に刻み込めるいい話」になるものと確信します。

 

松井孝司　知識と考え方