リフォームに関するよくある質問

耐震補強はどんなことするの?

耐震補強は基礎補強,壁補強,接合部の補強など様々な方法があります。しっかりと効果の上がる補強,評点が上がる補強を行うことです。

そのためにも事前に施工会社との十分な打ち合わせが必要となります。

一部をご紹介すると

地盤の改善

地盤の改善には次のような方法があります。

1.沈下修正 沈下した分だけ修正する方法。比較的安価ですが応急処置的なものになります。

2.支持地盤まで杭を打ち基礎を乗せる

家をジャッキアップして杭を打ち込みます。高額になるのが難点です。

3.地盤を改良する

家を持ち上げて別の場所に移動するか,1階の床をすべて剥がして施工します。これも高額になります。既に家の建っている土地を改良するのはやはり困難です。建てる前に地質調査・地盤改良を行う方が一般的です。

基礎の補修

基礎の補修には、ひび(クラック)の補修(ひび割れが生じている箇所にエポキシ樹脂を注入して塞ぎます)や無筋基礎の有筋化(既設の無筋基礎の外側に鉄筋コンクリート造の基礎を抱きあわせ,一体化して補強します)などがあります。

壁の補強


壁を補強すると言ってもやみくもに壁を強くするのでは偏心率(重心と剛心の距離)は改善されません。必ず,耐震診断の結果から補強の必要な箇所を割りだし,的確な位置に的確な強度の壁を補強する必要があります。

1筋交いを入れて補強する 梁から土台の間に筋交いを入れることでバランス・耐力を向上します

2面材(構造用合板等)を用いて補強する

筋交いを入れる場合と同様,壁の耐力を向上します。最近では梁,土台の加工が必要ない補強方法もあります。

3開口部を減らして新しい壁を増やす

壁を増やすことでバランスを改善します。隅部を壁にすると,一層効果的です。

土台・柱下の改善

土台が腐朽または蟻害を受けている場合や,柱下が傷んでいる場合など,土台の取替えや柱根継ぎを行う必要があります。なお,取り替え材には必ず防腐・防蟻処理を行ってください。加圧注入した木材では耐久性が持続するため,再発防止につながります。また,腐朽・防蟻対策として床下に調節炭を敷き詰めることも効果があります。

接合部・その他

その他にも診断の総合評点に反映される「屋根の軽量化」や反映はされませんが部分的な欠陥の改善として「接合部の補強」など、重要性の高い補強があります。

基礎と柱を緊結する 壁が強くなることで柱のホゾ抜けが起こりやすくなります。それを防止するためにホールダウン金物を使用し,コンクリート基礎と柱を直結します。またホールダウン金物には,壁の中に金物を収める「内付け」と外側に設置する「外付け」があります。

屋根を軽くする

重量のある日本瓦を,軽量な材質に取り替えることも耐震性の向上に有効です。

バットレス(添柱・控柱)を設置する

建物の内部では強い壁の設置ができないときには,筋交いと同様の効果を発揮するバットレスを外側に設置します。

耐震診断は何がわかる?

耐震診断は床下,屋内,天井裏,外観を見て地盤,基礎,壁のバランス(建物の形,壁の配置),壁の量(交い,壁の割合),劣化度を調べます。

その結果,家のどの部分が弱くどのように補強すればよいのかが判ります。

魅せる収納とは?

新築やリフォームは収納を自由に計画するチャンス。基本はスッキリした収納ですがせっかくですから本や雑誌,ファッションに関する物,食器などのお気に入りの物を飾りながら使える我が家だけの素敵な魅せる収納を造ってみてはいかがでしょうか?

失敗せずに収納をつくるにはまず,何を収納したいのかをよく考えてみましょう。収納する物によって,スペースや奥行きがどれくらい必要かも違ってきます。

何を収納したいかを整理し必要なスペースと奥行きがわかったら,まずは、リビングで使うお気に入りのものを集中させた「魅せる収納」を造ってみましょう。リビングは家族でくつろいだり音楽を聴いたり,本や雑誌を読んだりとリラックスできる雰囲気が大切ですよね。ですから雑多なものを見せすぎると”落ち着かない”空間になってしまいます。ポイントは本棚,CDラック,趣味で集めたものなどをどこか一カ所に絞り込み収納することです。部屋全体がすっきりし魅力的な空間に仕上がります。

それに加え床や建具の色と棚の色を合わせるなど統一感を持たせる物をお勧めです。

CDや本など増える者は悩みの種ですが上手に見せることで個性的なライブラリーになります。「増えていくもの=好きなもの」。素敵にディスプレイして家族がどんなものを大切にしているかがよくわかるコーナーがあるって,ちょっと素敵ですよね。

例えば,帽子,靴,バッグもショップのディスプレイ風に収納すれば,クローゼットに仕舞い込んでいて持っていることを忘れたり知らないうちに形崩れして傷んでいたなんてことも防げます。

また,背表紙が実用的でオシャレに見えない本はお気に入りの洋書や絵本を前に立てかけて並べると素敵に収納できます。

こんなふうにちょっとの工夫ですっきりしたセンスの良い,かつ実用的な「魅せる収納」を実現することができます。是非チャレンジしてみてください。

再生可能エネルギーの中で太陽光発電が多く選ばれている理由とは?

風力,水力,地熱,バイオマス,波力等さまざまな再生可能エネルギーがある中で太陽光発電に多くの注目が集まる理由は主に次のようなメリットがあるからです。

①設置可能場所の多さ…風力や地熱は発電ができる地域が全国的にも限られますが太陽光発電は太陽光があれば発電が可能なことから設置可能場所が多くあります。

②設置規模の柔軟性…設置する場所や地域によって導入するシステムの規模を調整することが容易です。

③太陽が出ていれば発電がおこなわれるため,長期に渡って安定的な発電を行うことが可能です。

④設備の規模にかかわらず発電効率が一定の為設置場所や予算に合わせてシステムを導入できます。

⑤自立運転が可能なシステムの場合は停電時も昼間の太陽が出ている時間帯に発電がおこなわれるため災害時に非常用電源としても役立ちます。また蓄電池との組み合わせにより夜間でも昼間でも発電して貯めておいた電気を使用することが可能になります。

⑥企業のブランドイメージの向上や宣伝効果が見込まれます。

太陽光発電設備の耐用年数は何年?

17年です。(基本的に耐用年数省令別表第2「31電気業設備」の「その他の設備」の「主として金属製のもの)

但し,例えば専ら自社の工場構内にある製造設備を稼働するための電力を発電する設備として太陽光発電システムを設置した場合はその太陽光発電設備の耐用年数は,その製造設備の最終製品にかかわる設備として設備の種類の判定を行うことになります。(必ず専門家である税理士の意見を確認してください)

売電単価が下がると聞きましたが太陽光発電はまだ投資メリットはありますか?

あります。投資用として全量買取をお考えなら早期に決断して行うことが最適な投資時期です。売電単価も今のところ10kW以上の全量買取であれば36円プラス消費税にて売電が可能です。余剰買取の場合は4月以降下がる可能性がございます。早期に気づかれた方にメリットがあります。先日も情報提供のため当社で少人数太陽光セミナーを行いました。

今回も2月22日(土)16:00~17:30 松井産業本社にてセミナーを開催させていただきます。

設置条件にもよりますが下記のメリットがあります。

①補助金活用による初期費用の大幅減

国の補助金(1.5or2万円/kW)

*上限は20万円未満

*10kW未満の設置が条件

設置費用の約5%が補助金として支給されます(*予算がなくなり次第終了)

②投資効果は売電収入+環境貢献

売電単価は37.8kW or 38円/kW(但し10kW未満に関しては2014年4月以降に売電単価が下がる場合もございます)

期間:10kW未満は10年間,10kW以上は20年間

③グリーン投資減税

7%の税額控除(中小企業のみ)

取得価格の100%を即時償却 *すべて10kW以上のみが対象

*資本金1億超えの会社は100%即時償却のみ…即時償却は平成27年3月31日取得分まで

*必ず税理士などの税の専門家にご確認ください。

④住宅セーフティネット整備推進事業

空室に改修工事を行えば補助金(100万円/室)

*余剰配線が必要です *平成25年12月27日工事前申請⇒平成26年2月28日完了申請分まで

*1室25㎡以上

投資ですので利回りや補償,施工会社など総合的に判断して決断されるオーナー様が多いです。もちろん当社でも施工できます。

修繕とリノベーションはどちらがいい?

大規模な修繕は大きくわけて2つです。

1つは単に傷んだ箇所を直し,古くなった設備を取り替えるだけの修繕。もう1つは従来の間取りや機能を一新し新たな価値を持つ物件にリノベーションすることです。

リノベーションは修繕に比べて大きな費用がかかりますがそれでも行った方が良い場合があります。例えば「間取りが狭い・使いにくい」「隣の話し声が筒抜け」などの現代の入居者ニーズに合っていなければ外壁を塗り替えたり屋上の防水工事をやりかえたりガス給湯器を交換したりしても入居者は内見しても申し込まない結果になる可能性が大きいからです。

当社ではその物件の現状や立地を見て判断してます。また入居状況や収支のバランスを考えてアドバイスしています。一番はオーナー様の収支状況が良くなることが目的ですので,リノベーションが正しい場合もありますし,見た目を良くする程度に修繕をして賃料を適正にして,追加で家具を置いて生活をイメージしやすいようにして満室にする場合もあります。

エリアごとに特色などもありますので,地場の不動産会社のアドバイスが実際は一番的確であったりします。それでも基本は環境整備ですね,きれいな物件には人が集まります。お金をかけるべき時は当然ありますが,無理にかけずに工夫することをまず考えてみてはいかがですか?

耐震診断や耐震改修の助成金はある?
あります。自治体により内容は違います。
将来,震度6以上の大地震が発生した場,、旧耐震基準の建物は倒壊する危険性が指摘されています。ご自宅の安全性を確認するために耐震診断を実施し必要に応じて耐震診断をご検討ください。各自治体からも補助金があります。
例えば三郷市では助成金制度を活用することにより自己負担無しで耐震診断を実施することができます。助成金制度は予算が無くなり次第終了します。
リフォームで一番多い要望はなんですか?
リフォームの要望が多い順をとりだしてみますと、
子どもの成長など、家族構成やライフスタイルが変われば、住み手に合った間取りも変わってくるものです。当初は良かったが今は・・・という「間取り」に対する不満。
また、経年変化として避けようのない「水まわり設備の使い勝手の悪さ」「内外装材の老朽化」などに対する不満。さらに様々な理由からバリアフリー仕様を要望される方も増えています。
間取りへの不満は『子どもが4人になり、それまでの3DKでは手狭になった』、『家は広いが、1つ1つの部屋は小さく、使わない部屋があった』など家族構成との不一致も多いようです。ほかにも『キッチンとダイニングが分かれていて使い勝手が悪かった』など、ライフスタイルとの不一致を挙げる方もおられます。
キッチンの設備や間取りに関しては『作業台の高さが合わなかった』など、使い勝手の悪さが目立ちます。また、既存キッチンの老朽化や、最新キッチンの進歩などから『ガスレンジが古くなり汚れてきた。安全性を考えてIHクッキングヒーターにしたかった』、『キッチン設備を機能アップしたかった』との声もございます。
バス・サニタリーへの不満は『お風呂のカビがひどくなった』など老朽化への不満を挙げる声が多く、『最初のリフォームから13年。当時は予算不足であきらめた洗面台を交換して使い勝手の良いものにし、たびたび漏水がたえなかったお風呂と洗面室まわりの配管設備を交換した』といった声も聞かれます。
床・壁・天井材など内装材に対する不満は『居室の内装が和風だったり、カーペットだったりして好みに合わなかった』など、希望するインテリアのテイストに合わないという声が多いようです。ほかにも『クロスのシミや汚れが目につくようになった』見た目の老朽化を挙げる声も多くあります。
年月を経て、住まいが今の暮らしに合わなくなったとき、自分たちが住まいに合わせるのではなく、“住まいを自分たちに合わせて変える”リフォーム。今の住まいにいろんな要望があれば、ぜひ家族で話し合って検討されて、いろんな疑問などが出てくれば、是非ご相談ください。
空き室対策のアイデアは?

少し古くなっただけでもう人が集まらない,礼金ゼロや一定期間賃料を無料とするフリーレントを付けても入居者が決まらない…。 多くの賃貸オーナー様が抱える切実な悩みの一つが空室のことです。昨今はインターネットによる部屋探しが主流になり,取り扱い物件の分母が大きくなった分,築年や最寄り駅からの距離の僅かな差が検索結果に大きく影響を及ぼし,物件のスペックにほんの少し劣った部分があるだけで検索結果の上位に出てこなくなり,閲覧すらされないというケースも多く起きているのも事実です。

賃貸物件で退去者が出ると次の入居者を迎えるために原状回復工事を行う。ハウスクリーニングのほか,傷んだ部位については補修や交換など軽微なリフォームを実施するのが一般的です。入居者の責による補修費用は敷金から差し引くが、その他の費用は賃貸オーナーが負担することになっています。そのため,なるべく最少のコストで原状回復工事を済ませることが,オーナーに喜ばれることとされてきたのも事実です。

しかし数日で原状回復工事を終了させても,そこから数カ月も空室のまま放置されては,オーナー様の利益に反します。そこで原状回復の提案の際に,築20年の建物なら20年前の状態に戻すといった作業のみならず、設備や機能の一新などリフォームの提案をすることもあります。また,最近では部屋自体が魅力に欠けたままを回避する提案として,原状回復プラス5~6万円のオーナー負担で,入居者向けカスタマイズサービスができるようになってきました。入居者が自分で壁紙や照明器具を選択できるようにしたものです。またデザイン性や収納力をアップさせたい場合,棚やフック,ペーパーホルダーなどを追加で取り付けできるオプションサービスも用意出来ます。これは入居者が選ぶのではなく,オーナー様が原状回復の際に先行工事として数千円の追加料金で利用可能となります。

カスタマイズやリノベーションはまだまだ認知度が低いですが,入居者の新築至上主義も変わってきます。入居者の目が肥えてきた中「いい部屋に良質の入居者が長く住む」良質の空間を提供する事が賃貸住宅のメイン業務と考えます。

家の1階部分に壁の量が少なかったり,配置のバランスが悪い場合に見られる症状は?

①家が傾いているような気がする②2階部分の床鳴りが気になる③扉の開閉が思うようにいかないなどの家は知らず知らずのうちに家の歪みが進んでいる場合があります。壁の量を増やす,壁の配置バランスを整える事などをして,2階部分の積載荷重を均等に壁が支えられるように変更します。

またリフォームでは建築確認を申請することがほとんどありません。その結果,建築士が存在しないなど、建築の知識に乏しいリフォーム会社がリフォームを行っているケースも少なくありません。リフォーム会社位依頼する時に,同時に「耐震診断」の依頼もしましょう。その結果はリフォームに活かせますし,建築知識のある事業者かどうかの判断材料にもなります。

耐震性を低下させる原因となるリフォームとしては①壁や柱を取って,広いリビングに②外壁を取って広い窓を作る③玄関を広く吹き抜けにしたなどがあります。これからの時代のリフォームは耐震性も考えたリフォームをされることをおすすめします。

リフォームすると税金が還付されるのですか?

古くなった自宅や中古で買った家のリフォーム。「お金がかかるなあ」と悩んでいる人におトクな情報です。リフォームをすると節税になる制度があります。しかも、制度は複数あり、現金でリフォームをしても、ローンを借りてリフォームしてもOKです。それぞれ細かな条件はありますが、節税のチャンスを逃さないためにも、どんな制度があるかをご紹介しておきます。

リフォームをするとき、手元にお金がなければ、ご承知のように銀行の住宅ローンやリフォーム専用のローンを借りることができます。

ここでポイントになるのが返済期間です。返済期間10年以上のローンを借りた場合には「住宅ローン減税」が受けられます。これは、ローンの年末残高の1%に当たる金額が、所得税から控除されるものです。期間は10年間続き、所得税額が少なくて控除しきれない場合は住民税も減税になります。

返済期間5年以上なら、一定の条件を満たす省エネリフォーム、バリアフリーリフォーム、耐震リフォームをした場合に所得税と固定資産税が減税になります。返済5年以上の場合の減税制度は2つあり、ひとつは「投資型減税」。これは工事費用の10%がリフォーム後の居住開始の年の所得税から控除されるもの。もうひとつは「ローン型減税」。年末ローン残高の1%または2%が所得税から5年間控除される(耐震リフォームは適用外)。

ローンは借りずに、現金でリフォームした場合も、省エネリフォーム、バリアフリーリフォーム、耐震リフォームなら「投資型減税」の対象です。工事費の10%が所得税から控除されるほか、固定資産税も減税になります。

これらの減税制度を利用する場合、ほかにもさまざまな条件があります。また、制度によって減税の限度額も違ってきます。これからリフォームをする方で、

● 返済期間10年以上のローンを借りる
● 省エネリフォーム、バリアフリーリフォーム、耐震リフォームのどれかを行う

以上の条件のどちらかに当てはまるなら、減税制度のどれかが適用にならないかを、まずは最寄りの税務署に確認してみませんか。申告の際、リフォーム前の写真が必要な制度もあるので確認は早めがオススメです。

リフォーム費用もローンで可能ですか?
金融機関の窓口で相談するまえに、確認しておいてください。
今、注目の中古×リフォーム。築古の物件を割安で購入し、住空間を自分の思いどおりにフルリフォームしようと考えている人は、物件費用とリフォーム費用を低金利の住宅ローンで、まとめて借りるのがおトク。ただそのためには、早めに依頼するリフォーム会社を見つけなければなりません。
その理由は、物件費用は住宅ローンでまかない、リフォームは現金か金利の高いリフォームローンで、というのがこれまでのパターン。というのも、リフォーム費用もまとめて借りられるローン商品を取り扱う金融機関が少なかったため、一括でローンを借りることがこれまでは難しかったからです。ところが最近は大手都市銀行でも物件費用+リフォーム費用を、一本の住宅ローンで借りられるケースが増えています。
リフォーム費用も住宅ローンで借りる一番のメリットは、金利の低さと返済期間を長く設定できる点です。まず返済期間は、リフォームローンの場合最長10年あるいは15年程度が多く、住宅ローンは最長35年が一般的。金利は、住宅ローンは固定20年以上の場合2%台で借りられるケースが多く、リフォームローンは固定10年以上になると4%台~5%というケースが多くなります。利息が少ない住宅ローンは、それだけ毎月の返済負担も軽くなります。とくに教育費などがかかる時期に返済を続ける場合、毎月返済額を少しでも減らしたいと思うのは当然ですね。ローンの選択肢が増えたのは喜ばしいところです。
メリットの大きい住宅ローンですが、物件費用+リフォーム費用を一本化する際に気をつけなければならないことがあります。通常、物件が見つかると、売主に対して購入申し込みを行いますが、その時点でローンの事前審査も申し込むことになります。その際、リフォームの見積書も必要なのです。さらに、売買契約を行い、ローンの申し込みをする際には工事請負契約書も必要になることがあります。
購入申し込みから売買契約を結ぶまでに、およそ「1週間程度」しかないのが一般的です。購入申し込みはまだ本契約ではなく、物件をほかの人に売らないよう押さえることなので、売主としてはその間キャンセルになるリスクをともなうため、契約までの期間を長くとりたくないという事情があります。
買主がこの間に見積書や工事請負契約を結ばなければならないとしたら、このときまでに依頼するリフォーム会社が決まっていなければ、数日間で依頼先を決めて、見積もりをもらい、契約に至るのはきわめて難ことになりかねません。
【図】物件決定からローンの申し込みまでの流れ
【図】物件決定からローンの申し込みまでの流れ
住宅ローンの申し込みまでに工事請負契約を済ませるためには、物件探しと同時にリフォーム会社探しもしなければ、間に合わないということが理解していただけましたでしょうか。そのためには早くからインターネットや専門誌で多くの情報に触れておき、そうして、漠然とこんな感じの空間に住みたいなというイメージが湧いてきたら、次はリフォーム会社にアプローチしてみてください。実際に会って話を聞いてみないと、始まりません。
そのためには電話をしたり、メールを出したりするなど、やりやすい方法を選べばよいのですが、案外アプローチしやすいのが、相談会や現場見学会などのイベントに参加する方法です。そこに行けば、自分が聞きたいと思っていたことも聞けるし、いろいろな提案をしてもらえます。その中から自分の希望を叶えてくれそうな会社を選びましょう。早くから、これはという会社が見つかれば、物件の内覧に同行してもらい、アドバイスを受けることもできるようになり、物件探しにもメリットがあります。おうちの情報館・リフォーム館に是非お問合せください。
改めてになりますが、太陽光のエネルギーの電力変換について教えてください。

太陽光発電とは、太陽光のエネルギーを太陽光発電パネル(太陽電池)によって直接、電力に半関する発電方法のことです。太陽光発電パネルで発電した電気は直流で電圧も高いため、パワーコンディショナーという危機で商用電源と同じ交流100vに変換されて使われます。

太陽光を直接、電力に変換する太陽光発電システムの設備は、太陽光発電パネル、取付架台、パワーコンディショナーなどからなります。燃料費は不要で、維持管理の手間や費用もあまりかかりません。太陽光発電パネルと課題の荷重を支えられる屋根や壁面があれば、簡単に設置できるので、すべてのスマートハウスに採用されると言っても過言ではありません。

介護保険で住宅改修ができるってホントですか?

介護保険のサービスというと、食事や入浴、排泄のサポートといった生活支援をイメージする人が多いはずです。けれども実は、自宅のバリアフリー化などの住宅改修にも保険が適用されます。

たとえば、20万円を上限に、自宅のバリアフリー化にかかる費用が保険適用に なります。

意外と知られていないかもしれないが、バリアフリー化などの住宅改修も保険が適用されるサービスのひとつ。厚生労働省HPによると、「高齢者の自立支援を行う上で、住宅環境を整備するサービスは重要」だという。では、介護保険でできる住宅改修とはどんなものでしょうか。

「手すりの取り付けや段差解消のためのスロープの設置、滑りにくい床材への変更、開き戸から引き戸への扉の取り替え、和式から洋式への便器の取り替えなどがその一例。改修にともなって必要となる工事費も、保険適用の対象」

ただ、介護目的であれば「どれだけ改修しても保険が適用される」というわけではない。他の介護サービス同様に、一定の制限が設けられています。

「介護保険の適用対象となる住宅改修費の上限は20万円。その1割が自己負担になるため、20万円かかる工事を行った場合は2万円が自己負担となります。ちなみに20万円というのは、一生涯にわたってのトータルの金額。1回目の改修で3万円、2回目の改修で5万円といったように、複数回に分けて上限額まで利用することが可能」(厚生労働省HPから抜粋)

介護保険のサービスだけに、利用にあたっては要介護認定が必要となります 。

では、介護保険を利用して住宅改修を行うには、どうすればいいのでしょうか。

「住宅改修に限らず、介護保険は要支援1~2、要介護1~5に認定された方のみが利用できるもの。要介護認定を受けていない方はまず、市区町村に要介護認定の申請をする必要があります」

それによって介護が必要な状態か調査が行われ、要支援1~2、要介護1~5に認定されると、介護保険を使って住宅改修をすることが可能となります。また改修にあたっては、市区町村に事前に申請を行う必要があります。

「住宅改修費支給申請書や工事費見積書、住宅改修が必要な理由書、改修部分の現状が分かる写真、改修後の完成予定の状態が分かる図面を用意する。賃貸物件にお住まいの場合は、住宅所有者の承諾書も必要になります。また住宅改修は、利用する方の心身の状態を踏まえた適切な内容のものでないと、使い勝手が悪かったり、かえって身体機能の低下につながったりすることにもなりかねません。ケアマネジャーやリハビリの専門家に相談してみるのがポイントです」

そのほか、申請を行う際の注意点がいくつかあります。新築にともなうバリアフリー化は対象外、というのもそのひとつ。あくまで、現在暮らしている住まいの改修のみが対象になります。賃貸物件の場合、改修後に家を出る際の原状復帰にかかる費用は支給されないことも覚えておいてください。さらに、住宅改修費の支払い方法もチェックしておきたいポイントです。

「住宅改修費の支払い方法には、利用者が工事費をいったん全額負担して後日9割分が給付される『償還払い』と、利用者が自己負担分の1割を払い、残りを市区町村が工事業者に直接支払う『受領委任払い』があります。『受領委任払い』だと利用者の一時的な経済的負担が軽減されるのですが、『償還払い』のみの市区町村もあるので事前に確認しておいたほうがいいでしょう」

「歳を重ねても、自宅で暮らし続けたい」。そう考える人は、きっと少なくないはず。住み慣れた「自分の城」で末永く暮らすためにも、介護保険で住宅改修ができるということも選択枝の一つです。

耐震診断って何をするのですか?

耐震診断は床下・屋内・天井裏・外観等をチェックすることで「地盤・基礎・壁のバランス(建物の形・壁の配置)・壁の量(筋交い・壁の割合)・劣化度」を調べます。その結果から、家のどの部分が弱く,どのように補強すればよいのかが判ります。

在来工法3階建ての木造住宅の耐震診断は国土交通省住宅局監修の「木造住宅の耐震診断と補強方法」(一般診断法)に準じて、①壁の量(筋交い・壁の割合)②壁のバランス(建物の形・壁の配置)③劣化度④地盤・基礎を調査します。それぞれの調査から評点を求め、どの程度建築基準を満たしているかを判定します。

例えば

壁の量(筋交い・壁の割合)ですが,壁の量が多いほど地震には強いです。

筋交いと壁の量から建物が自身の横揺れにどれだけ耐えられるかを判定します。建物は壁の量が多ければ多いほど地震に強く、少なければ少ないほど自身に弱くなります。例えば12畳を越えるような大広間があったり,2間以上続く大きな窓がある家などは,必然的に壁の量が少なくなってしまうだけでなく,壁の配置バランスも悪い建物となり,耐震性は低くなってしまいます。

リフォームを頼んで追加費用を請求されたと友人から聞きましたが,追加費用って発生するのでしょうか?

リフォームの契約前に,確認ずべきこと工事中に確認すべきことを順を追って見ていきましょう。

1.契約前に確認すべここと。

①あなたが希望しているリフォーム工事の内容は,明確ですか?⇒内容が不明なままで工事を発注しない

②あなたが希望しているリフォーム工事の内容は,工事会社に正確に伝わっていますか?見積りに記載されている工事の項目を確認してみてください。⇒あなたの希望と工事会社の理解した工事内容が食い違っていないかをとことん納得するまで項目の説明を要求してください

③工事会社が現場を見て見積書を作成していますか?

④契約前に見積書の内容を確認しましたか。理解しましたか?⇒契約を結んだ段階で工事内容・工事代金も含めて合意していることになります。

⑤追加工事がどのような場合に発生するかを工事会社に確認しましたか?⇒リフォームは工事を始めてみなければ分からない事象が十分考えれますので,契約段階において工事会社からどのような可能性があるかをしっかりと説明をうけておいてください。

2.工事中に確認すべきこと。

①工事中の変更について,費用負担等をよく確認しましたか。文書に記録し,保存していますか?⇒既存のものに工事するのでどうしても工事途中に変更する場合があります。変更内容に伴う追加工事について,工事の内容はどのようなものか、費用はどれくらいか,誰がその費用を負担するのかといって事項について,工事会社によく確認するとともに,文書にして記録し,保存しておきましょう。

リフォームは,あなたの夢を実現するとても素敵な機会です。納得できる説明やプランを工事会社に求めてください。

よく言われる住宅の断熱とは,なんでしょうか?

一般に住宅の断熱は,外断熱か内断熱といわれております。その違いを比較すると、

外断熱・・断熱材を柱の外側に施工   内断熱・・断熱材は柱に間に施工

建物全体で断熱材を包む        建物の構造材は断熱されない

防湿性が高い             構造材に湿気ができることもある

施工性がよく能率がでやすい      水道管、筋違いなどにより断熱されない部分あり

建築コストが割高           建築コストは一般的

となります。

これらの他に,工法では「高気密」「高断熱」「ペーパーバリア」「日射遮蔽」や空調の「全熱交換換気システム」「空調全館」「全面輻射冷暖房」「風の道」の原則をしっかりまもること並びに「炭の家」に象徴される健康住宅をめざすことが、とっても大切になります。

安全な住宅と盛んに言われていますが,どのような観点で安全をとらえればよいでしょうか?

ご質問ありがとうございます。今回は家の中の安全というポイントでお話しいたします。

普段なにげなく暮らしている住居ですが,日常生活での危険な事故も起きています。例えば最も多い事故としては,2階から降りるときに足を滑らせての転落がほとんどですが,特に乳幼児や高齢者に多いようです。年齢に関わらず安心して住まえることをバリアフリーと言います。

バリアフリー住宅とは,床の段差をなくしたり,廊下の幅を広げたり,手すりを付けたりして,高齢者や障害者が日常生活するうえでの不便や不都合などの障壁を取り除いた住宅をいいます。具体的には
①段差をなくす②出入り口の幅を広くとる③手すりをつけるなどがあります。

バリアフリー住宅は,通常の住宅よりも資金がかかります。現在三郷市では,平成1911日以前から建っている貸家以外の住宅に対して,平成28年3月31日までにバリアフリー改修を行うと,固定資産税が3分の1減額される制度があります。住宅金融公庫や年金住宅融資のように優遇制度があるもを利用するのもよいかもしれません。是非,ご相談ください。

家のリフォームを検討していますが,長い工事だと普段の生活に影響はでませんか。

キッチンのリフォームなら基本3日間,バスルームの工事なら基本6日間(入浴できないのは4日間)、トイレのリフォームは1日(和→洋式の場合は3日)でスピード工事対応可能です。 また,大規模な改築,改修,修繕でも住みながらのリフォームも可能です。 ※住まいの状況により異なる場合がありますのでご注意ください。

資産の多いご主人のお金で、収入の無い奥さん名義の発電所をつくるにはどうすればよいですか?

夫婦間であっても借入契約書を作って売電収入から返済してください。利息は夫婦間の場合問われません。奥さんの名前で税務申告してください。個人と個人の借入の場合契約書に無利息と明記しておけば利息不要です。親子の間でも同じです。

ソーラー発電を設置すると固定資産税は増えますか?

個人が設置する場合、ソーラー発電は不動産ではなく動産なので固定資産税はかかりません。しかし農地転用した場合土地評価額はわずかに上がり、固定資産税も上がる場合があります。法人の場合、固定資産税はかかりませんが、償却資産税が評価額の1.4%かかります。導入から3年間は減税措置もあり、定率法で資産価値が減るのでわずかな負担です。税理士さんへ相談してください。

居住用住宅に500万円のソーラー発電を載せました。その年の所得税の控除はありますか?

省エネ改修工事の税額控除があります。金額は設置費用の10%最高30万円までがその年の所得税から控除されます。その年の所得が3,000万円以下の人が対象です。詳しくは一度税理士さんに確認ください。

耐震診断の内容はどういったものなのでしょうか?教えてください。

国土交通省住宅局で監修する「木造住宅の耐震診断と補強方法」の内容に準じ,地盤,基礎,建物の形,壁の配置,筋交い,壁の割合,老朽化を調査し,建物が地震力を受けた時の強さについて4段階で評価致します。特に,現行の建築基準法通りに壁の量を満たしているか(水平抵抗力),壁の配置バランスは悪くないか(偏心率),接合不良が無いかを中心に調査いたします。

太陽光発電と金融商品の利回りを比べたらどちらが得なのでしょうか?

ありがとうございます。

以前は、環境問題から太陽光発電を設置する人が多かったのですが、最近は違います。

太陽光発電は、得だから売れているのです。福島原発の停止後「以前は設置しない」と思っていた人の約26%の人が、太陽光発電を付けたい側に変わりました。それによって、約70%の人が太陽行発電付住宅が欲しいそうです。

災害時、太陽光発電が非常用電源になるメリットもありますが、一番大きな理由は得をするからです。

太陽光発電は、金利に換算すると有利な事がわかります。

太陽光発電で、収益を上げる事業所も多く出ています。「太陽光発電バブル」とも言われ記事も出ています。(週刊ダイヤモンド2011年8月)

しかし、土地、㈱などのバブルと違い、買い取り価格が電力会社の契約で10年間一定していることが違います。従ってバブルではありません。

N様の例ですが、年間で約19.8万円の電気料金を払っていました。しかし、太陽光発電を設置後、年間でたった1,500円程の電気料金しか払っていません。約20万円弱の電気料金が毎年浮いた計算になります。既存住宅なので、最新の省エネ技術で家を建てられているとは思えません。だから年間14.5万円程、買った電気料金がかかっていますが、最新のわたしたちの建てる家では、年間約10万円程で暮らしている方も多くいます。

省エネ技術と組み合わせると、もっと経済効果は大きくなると思います。

設置前と後で比較して、利回りに換算すると約9.1%の運用に相当します。補助金が国(4.8万円/kw)と県(埼玉県 太陽電池モジュールの公称最大出力4kW以上/10万円(定額)2kW以上4kW未満/5万円(定額)平成24年12月5日現在)を併せて、約32万円相当(時期によって金額等に違いがある)得たとすると、利回りが10.2%にもなります。

新築の家でも耐震診断は可能なのでしょうか?

新築の家の場合、耐震基準に準拠しているため基本的には問題ないと思いますが、念のために耐震診断を受けていただくことも可能です。

中古木造住宅ですが、耐震診断したほうがよいのでしょうか?

ありがとうございます。昭和56年以前の建物については法改正前となるため、耐震性の弱い建物が多くありますので、早めの耐震診断をおすすめします。

耐震診断時の壁のバランスとはどのようなことでしょうか?

ありがとうございます。

阪神・淡路大震災の主な倒壊原因にもあげられておりますが、建物の形と壁の配置も耐震性に大きく関係してきます。

壁のバランスとは

建築図面と目視で家の形状を確認し、さらに図面どおりに壁が配置されているかも確認します。たとえ壁の量を満たしていたとしても、壁の配置バランスの悪さによって耐震性をそこなう事もあります。

例えば

■バランスの良い家の形

家の形は正方形が理想的です。2階建てより平屋建ての方が地震には強いと言われていますが、シンプルな形で総2階建てになっていればバランスは良く、比較的地震に強い建物と言えます。

■バランスの悪い家の形

L字型・コの字型や、1階部分より2階部分がせり出している家、壁の無い一面がある家などはバランスが悪く、地震発生時に建物がねじれる現象が起こり、耐震性が低くなります

■バランスの良い壁の配置

建物の中心から見て、各方向に同じくらいの割合で壁が配置されている。4隅に壁がある

■バランスの悪い壁の配置

ある一面が窓など開口部で占められ、壁が極端に少ない、4方向の壁の配置にばらつきがあるなど

*建物の重さの中心を「重心」、強さの中心を「剛心」と呼び、地震が起こると剛心を支店にして重心側が揺れるという現象が起こります。この「重心」と「剛心」のズレを「偏心」と呼び、偏心率が大きければ大きいほど、揺れも大きくなるのです。一般診断では偏心率では偏心率が30%を超えると、建物の地震に対する強度は著しく低下すると言われ、この項目の評点が1.0未満の場合には偏心率が30%を超えているということになります。

地震が起きると言われていますが、まだ起こっていません。地震が来なければ補強の必要も無いと思うのですが?

ありがとうございます。

実際に大きな地震が来なければ、家が倒壊するような被害を受けることは当然ありません。しかし、軽微な地震でもボルトがゆるんだり、負担の大きい部分が歪んだりと、耐震性の低い住宅が受ける影響は大きく、長く住める住宅にするためにも耐震診断と補強はかかせませんので、せめて耐震診断を行って家の状態を把握しておくことはおすすめいたします。

将来、炭の家を建て替えたり、取り壊したりした際、1トンの炭の廃棄処理はどうするのですか?

炭の家の炭は、換気システムで常時、空気に触れているため半永久的に使うことができます。
また、取り壊した際は、炭が土壌改良に役立つため、畑やゴルフ場に再利用します。

築15年の家に住んでいますが、炭の家にリフォームできますか?

大丈夫です。当社のリフォーム部門では、多彩な炭のリフォームメニューをご用意しておりますので、ぜひご用命ください。