アベノミクス効果で景気上昇と言われていますが、住宅ローンにはどのような影響がありますか?

日銀による物価目標2%の導入で、住宅ローン金利動向に対する関心が高まっています。アベノミクスの効果で、不動産市場では投資マネーが流入する兆しが見え始めています。日本の経済は節目が変わったということになります。これから住宅購入を検討するあるいは、借り換えを検討する場合には、今後数年で繰り上げ返済してローンを完済できるなら変動金利でもよいかもしれません。しかし、返済期間が10年以上の場合は、長期金利が低水準のうちに固定金利を選んだほうがいいかもしれません。物価上昇に伴い金利が上昇すれば、支払額が膨らむ可能性があるためです。先行きの金利上昇を見越した住宅購入や、ローン借り換えに踏み切るケースも考えられます。