安全な住宅と盛んに言われていますが,どのような観点で安全をとらえればよいでしょうか?

ご質問ありがとうございます。今回は家の中の安全というポイントでお話しいたします。

普段なにげなく暮らしている住居ですが,日常生活での危険な事故も起きています。例えば最も多い事故としては,2階から降りるときに足を滑らせての転落がほとんどですが,特に乳幼児や高齢者に多いようです。年齢に関わらず安心して住まえることをバリアフリーと言います。

バリアフリー住宅とは,床の段差をなくしたり,廊下の幅を広げたり,手すりを付けたりして,高齢者や障害者が日常生活するうえでの不便や不都合などの障壁を取り除いた住宅をいいます。具体的には
①段差をなくす②出入り口の幅を広くとる③手すりをつけるなどがあります。

バリアフリー住宅は,通常の住宅よりも資金がかかります。現在三郷市では,平成1911日以前から建っている貸家以外の住宅に対して,平成28年3月31日までにバリアフリー改修を行うと,固定資産税が3分の1減額される制度があります。住宅金融公庫や年金住宅融資のように優遇制度があるもを利用するのもよいかもしれません。是非,ご相談ください。