梅雨の時期にそろそろ差し掛かりますが,住まいが腐ると聞きました。どういうことでしょうか?
住まいの中には多くの箇所で木材が使われています。木材を長持ちさせるためには「腐らせないこと」が大切です。このことが,住まいを長持ちさせることにもつながります。
「木が腐る」という現象は,菌(腐朽菌)が木材に住み着いて木材の成分を分解することです。
腐朽菌の繁殖条件は①水分(湿度)②温度(適温)③酸素④栄養(木材)と言われ,これらの条件があうと,たちまち木は腐ってゆきます。なので梅雨の時期はそれらの環境が整う時期にもなります。
住まいのなかで特に,床下や屋根裏は一年中腐朽菌が繁殖しやすい条件が整った環境にあります。
上記の①~④の中では,水と養分を断ち切るのが防止策の最大のポイントです。もちろん専門業者に頼んで住宅点検することは大切な手段です。無料点検等も行っておりますので,お気軽にご連絡ください。