プロによる耐震診断とはどのような流れで行われるものなのですか?

プロによる耐震診断は現地の事前調査や現地周辺調査から始まり当日は家の外周部や建物内のすべての部屋を調査します。建物外周調査では外壁のひび割れや建物の傾き,屋根材の取付状況などを確認します。基礎部分もひび割れや周辺の地盤状況,基礎形状(ベタ基礎,布基礎)などを入念に調べる。室内の調査では間取りを確認しながら床のきしみ,ゆがみなどがないかどうかを確認します。さらに小屋裏と床下から筋かいの有無や取付状況をチェックしたり雨漏りやシロアリによる腐食被害が無いかどうかも調べる。

診断は2~3時間。原則として依頼主に立ち会ってもらいどのような調査をしているのかを見てもらうことにあります。調査に基づく診断結果は後日報告されます。